朝、慌ただしく1日が始まる。
子どもを起こし、朝食を作り、お弁当を詰めて…。
「そんな忙しい朝に、掃除までする時間なんてない!」
そう思っていませんか?
でも、実は15分あれば家をピカピカにできるんです!
この記事では、子育てママのための超効率的な朝の掃除術をご紹介します。
これを実践すれば、朝から気持ちよく1日をスタートでき、家族みんなの笑顔も増えること間違いなしです。
1. 朝15分掃除のメリット
気分爽快な1日のスタート
朝、きれいな空間で1日をスタートすると、気分がすっきりします。
これは単なる感覚ではなく、科学的にも証明されているんです。
アメリカの心理学者の研究によると、整理整頓された環境は、ストレスを軽減し、集中力を高める効果があるそうです。
つまり、朝の短時間掃除は、あなたの1日の生産性を上げる秘密のコツなんです。
また、朝日を浴びながら体を動かすことで、体内時計がリセットされ、より健康的な生活リズムを作ることができます。
これは特に、夜型の生活に悩んでいるママにとっては、朝型生活への切り替えのきっかけにもなりますよ。
子どもへの良い影響
朝の短時間掃除を習慣にすると、子どもにも良い影響が!
親が掃除をする姿を見て、子どもも自然と整理整頓の大切さを学びます。
「きれいにする」という行動が、自然と身につくのです。
さらに、子どもと一緒に掃除をすることで、協調性や責任感も育てることができます。
例えば、「おもちゃは自分で片付ける」「自分の部屋は自分できれいにする」といった習慣が身につけば、自立のサポートにもつながります。
また、達成感を味わうことで育つ「自分も家族の役に立っている」という感覚(自己効力感)は、子どもの成長にとても大切なんです。
脳の負担軽減
物が多く、散らかった環境は脳への負担が重くなります。
目から入ってくる情報が多くなるので、脳がいつもフル回転状態に…
家事代行で伺うお家でも、忙しい時期は部屋の状態を見るとわかるくらい違うんです!
特に、共働きのご家庭では、この効果は絶大!
夜、疲れて帰ってきたときに、きれいな家でくつろげるというのは、想像以上に心地よいものです。
家族との団らんの時間や、自分の趣味の時間を持つことができれば、明日への活力にもつながります。
[画像:家族でくつろぐリビングの様子]
2. 15分掃除の準備
必要なアイテム
15分で効率よく掃除するには、以下のアイテムを用意してみてください。
- マイクロファイバークロス(2~3枚):ほこりをよく吸着し、水拭きにも使える万能クロス
- フローリングワイパーシート:床掃除を素早く行える
- アルコールスプレー:キッチンやトイレ・手が触れるところの衛生管理に
- ゴミ袋:こまめなゴミ捨てに必要
使いやすい場所にまとめて置いておくと、さっと取り出せて時間の節約になります。
キッチンの下や玄関近くの収納スペースなど、家の中心的な場所に置くのがおすすめ♪
習慣化のためには、始めるまでの「ステップ」を少なくしておくと、効果的です!
掃除の順番を決める
効率よく掃除するには、順番が大切です。
基本的には「上から下へ」「奥から手前へ」という順番で掃除をします。
具体的には、以下の順番がおすすめです。
- 換気:窓を開けて新鮮な空気を入れる
- ほこり取り:高いところから低いところへ
- 拭き掃除:テーブルや棚などの水平面
- 床掃除:部屋の奥から出口に向かって
- ゴミ捨て:最後にゴミをまとめて捨てる
この順番を頭に入れておくと、スムーズに掃除ができますよ。
また、部屋ごとに掃除する順番も決めておくと良いでしょう。
例えば、「リビング→キッチン→トイレ→洗面所」といった具合です。
毎日そんなに、できる気がしない…💦
そうだよね💦そんなときは、曜日ごとに重点的に掃除する場所を決めておくと、気持ちもラクにできるよ♪
例えば、月曜日はキッチン、火曜日はバスルーム、というように決めておけば、毎日15分の掃除でも、週単位では家全体をくまなく掃除できます。
3. 15分掃除のテクニック
実際の例をあげてみますね!
リビングの掃除(5分)
リビングは家族が最も使う場所。ここをきれいにするだけで、家全体が清潔に感じられます。
- 窓を開けて換気(30秒): 新鮮な空気を入れることで、室内の空気も清浄になります。花粉の季節や雨の日は、5分程度の換気でOK!
- フローリングシート(ドライ)でほこりサッと取る(1分): 上から下へ、奥から手前へと効率よくほこりを払います。テレビの裏や棚の上など、見えにくい場所も忘れずに。
- マイクロファイバークロスで拭く(2分): ほこりを払った後は、さっと拭き掃除。指紋やシミが気になる場所は、除菌スプレーを使うと◎。
- 床をフローリングワイパーで掃除(1分30秒): 部屋の隅から中心に向かって、S字を描くように動かすと効率的です。ソファーの下やテーブルの脚の周りなど、細かい場所も忘れずに。
ポイントは、細かいところにこだわりすぎないこと。
全体的にきれいになれば十分♪気になる場所があれば、気が向いたときに、じっくり掃除を!
それなら、気がラク♪
キッチンの掃除(5分)
キッチンは毎日使う場所なので、さっと掃除するだけでOKです。
- シンクを水で流し、水気を拭き取る(1分): 食器は夜のうちに洗っておくのがベスト。朝は水で軽くすすぐ程度で十分です。
- 調理台を除菌スプレーで拭く(2分): 調理台は細菌が繁殖しやすい場所。除菌スプレーを使って、しっかり拭き取りましょう。
- 床をフローリングワイパーで掃除(1分): リビング同様、S字を描くように掃除します。冷蔵庫の下や食器棚の隙間など、見えにくい場所も忘れずに。
- ゴミ箱を確認し、必要ならゴミ出し(1分): 生ゴミは毎日出すのが鉄則。においの元になるので要注意です。
食器洗いは夜のうちに済ませておくと、朝の時間を大幅に節約できますよ。
また、調理器具は使ったらすぐに洗う習慣をつけると、汚れが固まる前に落とせるので楽です。
トイレの掃除(3分)
トイレは毎日使う場所ですが、実は3分でピカピカにできます。
- 便器の中を洗剤で軽く磨く(1分): トイレブラシと洗剤を使って、便器内を軽く磨きます。汚れがひどい場合は、洗剤を吹きかけて数分置いてから磨くと効果的。
- 便座を除菌シートで拭く(1分): 便座と蓋の両面を忘れずに。取っ手やレバーなど、手が触れる場所も丁寧に。
- 床を拭く(1分): トイレマットは週に1回洗濯し、床は除菌スプレーを吹きかけてから拭くと◎。
毎日これだけでも、十分清潔を保てます。
週末にはもう少し時間をかけて掃除するといいでしょう。
タンクの上や壁のホコリを取ったり、排水口をブラシで掃除したりするのは週1回で十分!
洗面所の掃除(2分)
最後に、洗面所を掃除して終了です。
- 洗面台を除菌スプレーで拭く(1分): 蛇口や洗面ボウル、カウンターをしっかり拭きます。歯ブラシホルダーや石鹸置きなどもできると◎。
- 鏡を拭く(1分): 水滴や歯磨き粉の飛沫を拭き取ります。鏡の端から中心に向かって拭くと、ムラなくきれいになります。
これで基本的な掃除は完了!
慣れてくれば、もっと早く終わるかも♪
[画像:時計と掃除道具、15分で終わったことを示す様子]
4. 15分掃除を習慣化するコツ
家族を巻き込む
家事は、1人でするものではありません。
家族みんなで協力すれば、もっと早く、もっときれいに掃除ができます。
子どもにも簡単なタスクを任せてみましょう!
例えば、おもちゃを片付けるなど、子どもでもできる仕事はたくさんあります。
年齢に応じて、できる仕事を割り振るのがポイント!
- 2~3歳児:自分のおもちゃを箱に入れる
- 4~5歳児:ほこり取りや簡単な拭き掃除
- 6~7歳児:掃除機かけや洗濯物たたみ
- 8歳以上:トイレ掃除や食器洗い
このように、成長に合わせて仕事を任せていくことで、子どもの自立心も育ちます。
また、パートナーとの分担も大切です。
朝の15分掃除を交代で担当したり、曜日ごとに担当を決めたりすることも大事!
家事の負担を公平に分け合うことで、お互いの理解も深まります。
なかなか、夫がね…
わかる!うちもそうだった…
でも、コミュニケーションを続けることで、独りで抱えない環境はつくれるよ!
音声配信を活用する
好きな音声を聴きなが掃除をすると、楽しく掃除ができる!
しかも、インプットも同時だから効率的!
Voicyで、時短家事のコツ・仕事のことなど、日々の気づきを話しています!
Voicyは、ここから!
子どもと一緒に掃除をする場合は、「おかたづけソング」などの歌を活用するのも効果的です。
音楽に合わせて体を動かすことで、掃除が遊びの延長のように感じられ、楽しく取り組めます。
また、ポモドーロ・テクニックという時間管理法を応用して、15分の掃除タイマーを使うのも良い方法です。
タイマーをセットすることで、「この時間内に終わらせよう」という意識が高まり、効率的に掃除ができます。
ご褒美を設定して♪
15分掃除を1週間続けたら、自分へのご褒美を設定してみて!
好きなスイーツを食べる、マッサージに行くなど、自分が喜ぶことを決めておくと、掃除のモチベーションが上がります。
[画像:家族で掃除をしている様子、子どもも楽しそうに参加している]
まとめ
朝15分の掃除で、家族みんなが気持ちよく1日をスタートできます。
最初は大変に感じるかもしれませんが、掃除は、マインドフルネスに近いスッキリ感があります!
あなたがご機嫌になるときっと、家族みんなの笑顔も増えるはずです。
まずは、完璧を目指すより1箇所でもOK!の気持ちで、毎日コツコツと続けることが大切なんです。
15分でできる範囲で十分!この習慣が、あなたの毎日をもっと楽しく、もっと充実したものにしてくれるはずです。
さあ、明日の朝から、新しい習慣をスタートさせましょう!