タスクを効率的に整理する!やることリスト(TODOリスト)の作り方

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目次

やることリストを活用できていますか?

「毎日やることが多すぎて、どこから手をつければいいかわからない…」

「TO DOリストを作っても、結局やらずに終わってしまう…」

こんな悩みを抱えている個人事業主やワーキングママは、多いのではないでしょうか?

特に、本業と副業の両立や、子育てと仕事の両立を目指す方々にとって、時間管理は最大の課題です。

やることリスト(ToDoリスト)は、単なるメモではなく、仕事の効率を上げるための「戦略的なツール」 です。

しかし、作り方を間違えると、逆にストレスになってしまう こともあります。

私もママ起業家として活動を始めた当初は、やることリストを作っても消化できず、夜遅くまで仕事をしてしまい、翌日の家族との時間に影響が出ることもありました。

そこで試行錯誤の末に見つけた、効率的なタスク整理法をご紹介します。

本記事では、タスクを効率的に整理し、確実に実行できる「やることリストの作り方」 を、実例を交えながら詳しく解説します!

やることリスト(TO DOリスト)が機能しない原因とは?

「やることリストを作っても、うまくいかない…」 その原因は、リストの作り方に問題がある 可能性があります。

① タスクが漠然としている

「SNS投稿をする」「資料を作る」といった 曖昧なタスク は、実行に移しにくくなります。

なぜなら、何から始めればいいのか明確でないため、脳が「後回し」にしようとするからです。

特に専門知識を発信するママ起業家やフリーランスの方は、自分の知識を整理して発信したいと思っていても、「どう伝えるか」という部分で躊躇してしまいがちです。

解決策 :タスクを「具体的な行動」に落とし込む】


×「ブログを書く」
◎ 「10:00〜11:00に『タスク整理術』の記事のタイトルと構成を決める」

このように具体化することで、取り掛かりやすくなります。

② リストの項目が多すぎる

長すぎるリストは、見るだけで圧倒されてしまい、行動を妨げます。

特に複業・副業に取り組むママの方は、限られた時間の中で効率よく仕事を進める必要があるため、「今日中にこれだけやらなければ」というプレッシャーが逆効果になることも。

解決策

1日5〜7個のタスクに絞る(後述する「タスクの優先順位付け」で整理)

研究によると、人間が1日に集中して取り組めるタスクの数は最大で7つ程度と言われています。

③ 締切や実行時間が決まっていない

「やろうと思っていたけど、結局後回しになった…」

これは、タスクに「期限」や「実行時間」が設定されていない ために起こります。

特に自分のビジネスを立ち上げたばかりのママ起業家は、自分で期限を決める必要があるため、つい曖昧になってしまいがちです。

解決策

各タスクに「いつやるか?」を決める(例:3/25 10:00〜11:00 SNS投稿作成)

時間を決めることで、「締切効果」が生まれ、集中力が高まります。

効率的な「やることリスト(TO DOリスト)」の作り方 3ステップ

ステップ① タスクを「3つのレベル」に分類する

すべてのタスクを 同じリストに詰め込むのはNG です。重要度や緊急度を考えて、次の3つのレベルに分類しましょう。

【3つのタスク分類ルール

「今すぐやるタスク」(今日中に終わらせるべきもの)
「計画して進めるタスク」(今週中にやるべきもの)
「あとで考えるタスク」(必要かどうかを判断するもの)

この分類法は、特に家族との時間を大切にしながら収入を得たいワーママや副業ママにとって効果的です。限られた時間の中で、本当に優先すべきタスクに集中できるようになります。

【実践例:やることリストの書き方】

📍 今すぐやるタスク(今日の最優先)

・10:00〜11:00:クライアントへメール返信
・13:00〜14:00:Instagram投稿の作成と予約投稿設定
・15:00〜16:00:明日のオンラインセミナー資料の最終確認
・19:30〜20:00:公式LINEの明日の配信内容を決める

📍 計画して進めるタスク(今週やる)

・SNS運用の改善策を考える
・来月の売上目標を決める
・新サービスのランディングページ作成の下書き
・クライアントフォローアップの仕組み化

📍 あとで考えるタスク(必要ならやる)

・新しいデザインツールを試す
・過去のブログ記事をリライト検討
・ポッドキャスト配信の検討
・オンラインコミュニティ立ち上げの企画書作成

ステップ② 「2段階リスト」でタスクを整理する

やることリストをより明確にし、実行しやすくする方法として 「2段階リスト」 を活用しましょう。

これは特に、成長志向のママ起業家フリーランスの方にとって効果的な方法です。

【2段階リスト】

🔹 第1段階:「マスターリスト」 → すべてのタスクをリストアップする(週に1回更新)
🔹 第2段階:「デイリーリスト」 → その日のタスクを5〜7個に絞る(毎朝更新)

【実践例】

📍 マスターリスト(週1回作成)

サービス改善の企画書作成
商品の販売ページの更新
公式LINEの自動配信設定
お客様へのフォローアップメール準備
SNSコンテンツカレンダーの更新
新規顧客獲得のための戦略立案
ウェブサイトのアクセス解析
ブログ記事2本の構成検討

📍 デイリーリスト(毎朝作成)

9:00〜10:00:昨日の問い合わせメールへの返信
10:00〜11:00:販売ページの文章を修正
11:30〜12:00:SNS投稿(テーマ:タスク管理術)
14:00〜15:00:公式LINEの配信予約をする(テーマ:時間管理のコツ)
15:30〜16:30:クライアントとのZoomミーティング

このように分けるイメージです。

マスターリストには、「やりたいこと」も含める (ビジネスの方向性を見失わないため)
デイリーリストには、「やるべきこと」のみ記載する (確実に実行するため)

この2段階リストは、特にコンテンツ発信をしているママ専門家の方にとって有効です。

自分の知識を整理して発信する際、全体像(マスターリスト)と日々の具体的なアクション(デイリーリスト)を分けることで、計画的に進められます。

ステップ③ 「5分ルール」で実行率を高める

リストを作っても 「行動に移せない」 ことが多い場合、「5分ルール」 を試してみましょう。これは特に、複業・副業に取り組むママにとって、限られた時間を最大限活用するのに役立ちます。

💡 5分ルールとは? 「とりあえず5分だけ手をつける」という習慣を作る方法です。 → 5分やってみると、意外とそのまま進められる ことが多い!

脳科学的には、「始める」というハードルを下げることで、行動のきっかけを作ることができます。5分だけなら、「子どもが昼寝している間に」「夕食の準備前の隙間時間に」でも始められますね。

📌 実践例:仕事に取りかかるための5分ルール

  • タスク:「ブログを書く」「とりあえずタイトルだけ決める」
  • タスク:「SNS投稿を作る」「画像だけ選んでみる」
  • タスク:「新サービスの企画」「アイデアを3つだけメモする」
  • タスク:「クライアントフォロー」「送るメールの件名を考える」

💡 ポイント

  • 5分で終わらなかったら、一旦止めてもOK
  • 何もしないよりは、「少しでも前に進める」ことが大事!
  • 子どもが突然起きても、「5分だけでも進んだ」という達成感が得られる

やることリストを「実行率UP」につなげるコツ

1日の終わりに「進捗チェック」をすると、実行率が上がりやすくなります。

やることリストを作っただけで終わらせず、毎日振り返る時間を作ることが重要 です。

📌 夜の5分チェックリスト
✔ 今日のタスクはどれくらい完了したか?
✔ できなかったタスクは、明日やるべきか見直す
✔ 明日のデイリーリストを作成する
✔ 良かった点・改善点を簡単にメモする

・完了したタスクに「✓」をつけることで、達成感を得られる
・できなかったことを責めるのではなく、「明日の計画をより現実的にする」という
 前向きな姿勢で振り返る
・自分の効率が良い時間帯を把握し、重要タスクをその時間に設定する

これにより、自分の生産性のパターンを把握し、より効率的なタスク計画が立てられるようになります。

4. タスク整理でよくある失敗とその対処法

① 「すべてをやろうとする」完璧主義

特に成長志向のママに多いのが、「すべてのタスクを完璧にこなそう」という考え方です。

SNSでは華やかな活躍を見せる他のママ起業家の姿を見て、「自分も同じように」と思いがちですが、これが大きなストレスの原因になります。

完璧主義でよくあるのが、このような考え方です。

・すべてのタスクを同じレベルで重要だと考えてしまう
・「できなかった」ことへの自己批判が強くなる
・家族との時間を削ってまで仕事をしてしまう

せっかく頑張れる力があるのですから、この力を「80/20の法則(パレートの法則)」を意識して、力を上手く配分しましょう。

【パレートの法則】
ビジネスにおいて、成果の80%は20%の重要タスクから生まれるという法則

例えば、 「10の投稿をすべて完璧に作り上げる」よりも、 「最も反応の良い2つのテーマに絞って質の高い投稿を作る」というように考えるイメージです。

② 「マルチタスク」の罠に陥る

限られた時間で効率的に仕事をこなそうと、複数のタスクを同時進行させようとする方も多いです。

しかし、人間の脳は実際にはマルチタスクが苦手で、タスクの切り替えに多くのエネルギーを消費してしまいます。

📌 マルチタスクの問題点

  • 1つのタスクに集中できず、質が低下する
  • 脳が疲れやすく、ミスが増える
  • 実際の作業効率が落ちる(研究によると最大40%も低下)

💡 対処法:「タイムブロッキング」を活用する

  • 同じ種類の作業をまとめて行う「バッチ処理」を心がける
  • 25分集中→5分休憩のポモドーロテクニックを取り入れる
  • 「集中モード」と「連絡対応モード」の時間を分ける

実践例: ❌ 「メール確認しながら企画書を作成し、SNSもチェックする」 ✅ 「9:00-10:30:企画書作成(通知オフ)、10:30-11:00:メール・SNS対応」

③ 「やめること」を決められない

タスクを増やすことは簡単ですが、「やめること」を決めるのは難しいものです。

特に複業・副業に取り組むママは、限られた時間の中で最大の効果を出すために、思い切った「選択と集中」が必要です。

📌 「やめられない」症状

  • 過去の投資(時間・お金・労力)があるため、未練がある
  • 「いつか役立つかも」と思ってタスクを手放せない
  • NOと言うことへの罪悪感がある

💡 対処法:「スクラップ&ビルド」の原則を取り入れる

  • 新しいタスクを追加する際は、必ず何かを「やめる」か「減らす」
  • 3ヶ月以上先送りにしているタスクは思い切って削除する
  • 「他の人に任せられること」を積極的に見つける

実践例: ❌ 「新しいSNSも始めよう」(既存のSNSも十分に運用できていないのに) ✅ 「Instagramに集中し、他のSNSは更新頻度を下げる」

5. ママ起業家・フリーランスのための「タスク整理術」実践例

特徴に合わせた、具体的なタスク整理術の実践例をご紹介します。

① 起業・複業(副業)スタート時のママ起業家・フリーランス向け

起業初期は自分でやることが多く、タスクが無限に増えがちです。
専門性を生かしつつ、効率的に成長するためのタスク整理術が必要です。

📌 週間タスク計画表の例

時間帯月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
朝活
6:00-7:30
今週の計画立案コンテンツ作成コンテンツ
作成
クライアント
対応準備
振り返り
改善点検討
午前
9:00-12:00
クライアント対応新規
営業活動
スキル
アップ
クライアント
セッション
経理・事務作業
午後
13:00-15:00
SNS投稿
予約設定
商品開発商品開発SNS投稿
予約設定
翌週の準備

この方法のポイントは、このようになっています。

・同じ種類の作業を特定の曜日・時間帯にまとめる
・最も集中力が高い時間帯に重要タスクを配置する
・「成長のための時間」を必ず確保する

② コンテンツ発信をしているママ専門家向け

SNSや公式LINEでの発信を効率的に行いたいママ専門家には、コンテンツバッチ作成がおすすめです。

📌 コンテンツバッチ作成の手順

STEP
月1回:コンテンツテーマ決め(2時間)
  • 今月のテーマを3〜4つ決める
  • 各テーマに関連する投稿アイデアを5つずつリストアップ
STEP
週1回:コンテンツ作成日(3時間)
  • 写真・画像の一括撮影・編集
  • 投稿文の一括作成
  • 予約投稿の設定
STEP
毎日:エンゲージメント対応(30分)
  • コメント返信
  • DM対応
  • 関連アカウントとの交流

この方法のポイントは、こちら。

・毎日コンテンツを作るのではなく、まとめて作成する
・テンプレートを活用して作成時間を短縮する
・発信内容を自分の専門分野に絞り込む

③ 複業・副業に取り組む時間がブレるママ向け

限られた時間の中で成果を出すには、「選択と集中」が鍵となります。

📌 時間ブロック活用法

1.「隙間時間」の有効活用
 ・通勤時間:音声メモでアイデア出し
 ・昼休み:SNSエンゲージメント対応
 ・子どもの習い事待ち時間:メール返信
2.「集中ブロック」の確保
 ・週2回、2時間の「集中ブロック」を設定
 ・この時間は通知をオフにし、最重要タスクのみに取り組む
 ・場所を変える(カフェなど)ことで集中力アップ
3.「準備→実行→振り返り」のサイクル
 ・日曜夜:週の準備と計画(30分)
 ・平日:実行(隙間時間+集中ブロック)
 ・金曜夜:振り返りと改善点の洗い出し(15分)

ポイントは・・・

・副業の目標を明確にし、それに直結する作業に集中する
・「やらないこと」を明確に決める
・家族の理解と協力を得るための時間も確保する

「やることリスト」を味方につけて、スムーズに行動しよう!

やることリストを上手に活用すれば、タスクを効率よく整理し、ストレスなく行動できるようになります!
特に、家庭と仕事の両立を目指すママにとって、効率的なタスク管理は必須のスキルです。

今日から実践できる3つのコツ

1️⃣ タスクを「3つのレベル」に分類する

  • 今すぐやるタスク
  • 計画して進めるタスク
  • あとで考えるタスク

2️⃣ 「2段階リスト」を活用する

  • マスターリスト(全体像)
  • デイリーリスト(今日の行動計画)

3️⃣ 「5分ルール」で実行率をアップする

  • まずは5分だけ始めてみる
  • 小さな成功体験を積み重ねる

そして最も大切なのは、完璧を目指さず、継続すること。タスク管理は習慣化することで、どんどん楽になっていきます。

タスク整理術をマスターすれば、仕事の効率が上がるだけでなく、家族との時間も充実させることができます。

自分の価値観に合った働き方を実現し、ワークライフインライフを目指しましょう。

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こじゆか
思考&タスク整理・仕組みづくりプランナー
『わたしの舵は、自分で握る』がモットー。
自分の時間を守るため、起業。
7つの仕事を自在に操る複業ママ。2人の子育て中(中1・小3)
家事代行(実績2000時間)・献立監修7000品以上。
働くママの相談実績(3000時間以上)

専業主婦・内職・パート・フルタイム・起業と全部の働き方を経験。
起業し、2つの事業を立ち上げる。

【お仕事】
献立代行『こんだてこんぱす』380名以上に提供。
キャリアデザインスクール『Compassサポート』主宰
コラムライター:with class mama(講談社)
思考の整理レッスン 講師
法人CMO
マーケティング講座 講師
家事代行(産前産後サポート)

これまでの七転八倒の経験活かし、時短レシピ・時間管理・学びを通して、「大切にしたいことを大切にしたい」ママの背中を押している。
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