家事代行の料理提供「資格は不要!」
家事代行の仕事をする上で、「料理」は最も依頼が多い内容です。
家事代行での料理提供に、資格の有無は問われません。
生活に必要な料理ができていれば、仕事を受けることができます。
資格は不要だが、勉強は必要
料理が好きであれば、料理提供はできます。
ただ、実際の現場では、自分のできる料理だけを作れば良いわけではありません。
仕事として料理を作ることになるので、以下のようなことにも対応する必要があります。
- 献立を作る
- 献立にそって、必要な食材や調味料のリストを作る
- 各家庭の状況に合わせて、形状や味付けを工夫する
- 食中毒などを予防する衛生管理
- 作り置きの知識
共働き家庭が増えていることもあって、作り置きのニーズはとても高いです。
つくりおきは、作った料理をタッパーに詰めればいいようにみえますが、保存用の対応が必要になります。
調理師や管理栄養士のように本格的な知識やスキルは不要ですが、自分で必要な知識やスキルを磨く必要はあります。
安心して料理提供をする方法
「資格はないけど、家事代行で働いてみたい。」
そんなときは、どうしたらよいのでしょうか?
研修制度がある会社やマッチングサイトに登録する
家事代行としての働き方にも、いろいろなパターンがあります。
・完全にフリーランスとして働く場合
完全フリーランスの場合は、全て自分で調べて勉強をして・・・という方法で知識や技術を磨いていく必要があります。
・家事代行の会社やマッチングサイトに登録する場合
登録スタッフとして仕事を受ける場合は、まず研修や実技テスト受けてからお客様のお宅に入る流れになります。
事前研修やスキルアップ研修が用意されていると、初めて家事代行に入るときも安心して料理を提供することができます。
利用する側のひとも、研修受講しているひとが来てくれる方が安心感があります。
料理系の資格を取る
料理の依頼をコンスタントに受けていきたい場合は、料理系の資格を持っていると強みになります。
登録する会社によっては、資格があることで時給に加算が付くこともあります。
家事代行に役立つ料理系資格
家事代行で使える料理系の資格には、こんなものがあります。
- 調理師
- 栄養士
- 管理栄養士
- 野菜ソムリエ
- 食生活アドバイザー
- 食品衛生責任者
教育機関での学習が必要な資格は難しいかもしれませんが、通信講座や1日の講習で取得できるものもあります。
特に、衛生管理についてはお客様の健康に直結することなので、しっかりと知識をつけていくことをおすすめします。
食中毒を起こしてしまったら、信用問題に関わってしまうのでしっかり対策を!
国家資格と実務経験ありのひとは強い
一緒に働く仲間をみていても、調理師や管理栄養士といった国家資格を持っている人は強みになるなと感じます。
料理の基本ができているので、美味しさはもちろん「料理をアレンジする力」や「調理時間の速さ」があります。
また、資格は無くても飲食店や施設での調理経験があるひとも、作業スピードや同時進行の調理になれているので即戦力になります。
資格も実務経験もない場合は、自宅特訓を!
資格も調理施設での実務経験もない・・・
それでも、大丈夫です!
その解決策は、自宅で特訓することです。
まずは、自分が気になるレシピ本やレシピサイトを参考に夕飯の準備がてら特訓をしましょう!
仕事の練習をしたら、夕飯までできている!
最高ですよね♪
わたしも、この方法で試作をしてお客様の好みへのアレンジ方法を考えています。
まとめ
家事代行での料理提供に、資格は不要です。
ただ、実際に料理を提供するときに自信を持って取り組めるように資格を取ったり、自主的に知識や技術を磨く努力は不可欠です。
研修や勉強会に参加したり、有資格者から安全な調理のポイントを教わったりすると、安全で美味しい料理を提供できるようになります。
作る側も食べる側も、安心できるの工夫をしたいですね。