「家事代行のお仕事に興味があるけれど、自分でもできるのかな?」
「特別な資格がないけど、料理や掃除の仕事ができるだろうか?」
みなさん、初めは不安を感じています。
わたしも初めは、自分の家事力が仕事になるのだろうかとすごく不安でした。
普段わたしは、家事代行サービス会社の運営として採用・新人研修や働くスタッフのケアも担当しています。
今回は、家事代行の仕事に向く人の特徴についてご紹介していきます。
家事代行の仕事内容は?
家事代行の仕事は、普段の家事をお客様の代わりに行う仕事です。
【家事代行で対応すること 】
- 料理・作り置き
- 洗濯
- 掃除
- 育児
- 買い物 等
メディアでは、3時間に10数品もの料理をものすごいスピードで作ったり、
プロのハウスクリーニングのようにピカピカに掃除をできる方がよく取り上げられます。
しかし実際は、日常の家事スキルがそのままお仕事に活かせる仕事です。
家事代行の仕事に向いている人 7つの特徴
ではさっそく、家事代行のお仕事に向いている人のポイントをあげていましょう!
家事が苦じゃない人
「家事代行」の仕事は、その名の通り「家事」を「代わりに行う」ということです。
ですから、「家事が苦手」では仕事を続けるのが厳しくなってくる可能性が高いです。
「家事は苦じゃないけど、多少の得意・不得意がある」というくらいであれば問題はなりません。
実は私も、料理は好きですがお自宅の掃除はちょっと億劫です・・・
料理が好きまたは、普段の家事の中で必要な調理ができるというのが最低限の条件になります。
その他、掃除・洗濯などに関しても、日常の家事で行う範囲で対応ができればまず大丈夫です!
これから家事代行のお仕事にチャレンジしてみたい方は、家事代行サービスの会社が行う研修に積極的に参加してスキルを上げると安心です!
誠実で秘密保持ができる人
家事代行は、お客様のお宅に伺ってサービス提供をします。
はじめのうちは、自分の家族以外の人が家に上がるということに抵抗があるお客様も非常に多いです。
お客様の抵抗感を取ることができるのが、以下のようなスタッフの誠実な態度です。
- 訪問日時のスケジュール管理がしっかりできる
- サービスの提供時間や料金に見合う仕事内容をしっかり提供できる
- お客様の立場になって考え、必要なことをしっかり伝達できる
社会人として本当に当たり前のことですが、誠実な態度でお客様と接することは信頼関係を築く第1歩になります。
また、お客様のお宅に伺った時に目にしたものや耳にしたことを他の人に話したり、許可なく写真を撮ったりということも避ける必要があります。
さらに貴重品の取り扱いについても、安心していただけるよう対応していく必要があります。
貴重品に関しては、家事代行サービス会社の対策を確認しておくと働くときも安心です!
人当たりがよく、礼儀正しい人
家事代行の仕事のメインは、「家事」ですが利用されるお客様と接するお仕事でもあります。
お客様とのあいさつやコミュニケーションを取るときの、あなたの人柄も非常に大事になってきます。
ただロボットのように作業を行うのではなく、お客様とコミュニケーション取りながら話しかけやすい雰囲気をつくるのも大切です。
イメージや気配りができる人
家事代行サービスを利用するお客様も、「日常の家事で自分が何に困っているか」をはっきり認識していないことがあります。
お客様とのコミュニケーションを通じて、自分が居ない時の普段の生活をイメージして仕事をすることも必要です。
例えば、定期的に家事代行に伺っている中で家の中に物が散らかっている状況だったとします。
このとき、あなたなら何を考えるでしょうか?
- 自分が家事代行で入っていなかった間お仕事がすごく忙しかったのかな?
- 体調が良くなくて、掃除まで手が回らなかったかな?
と見えていない背景をイメージしていきます。
今のお客様に必要な事はなんだろうと考えて提案をしたり、サービスの中で対応したりするとお客様の満足度も上がります。
自分で考え自分で判断できる人
家事代行の仕事は、基本的には1人でお客様のお宅に伺います。
つまり、担当者は自分1人なので改善点を見つけ出せるのも自分だけです。
実際にお仕事をしながら、自分に必要なスキルは何か・どんなことを改善したら継続してお仕事に入れるかを考えられる人は伸びていきます。
子ども接し方に慣れている人
共働き世帯の増加もあり、子育て世代の家事代行利用者も非常に多いです。
シッターとしてのお仕事を受ける場合は、お子さんの対応に慣れている方が向いているといえます。
子育ての経験がある方は、その経験も仕事に活きていきますよ!
フットワークが軽い人
家事代行の仕事は、自分で対応エリアを決めることができます。
稼働できる日が多かったり、対応できるエリアが広いほどお客様が利用してくださる可能性も上がります。
また、働ける日数が少なくても1日に2か所~3か所受けられるという人も、仕事をもらいやすくなります。
これまでの特徴7つすべてに当てはまらなくても、経験や努力でカバーできますよ!
家事代行の仕事に資格は不要!
家事代行のお仕事をするのに、何か特別な資格がいるかというとそういうわけではありません。
普段やっている家事のスキルがそのまま活かせるのが、家事代行の仕事の魅力でもあります。
もし、栄養士や調理師の資格などを持っているのであれば、採用時やお客様へのアピールポイントになります!
持っていると有利な資格
特に資格はなくても、研修制度のしっかりした会社で勉強や経験を積むと自信をもって仕事を受けやすくなります。
また、家事代行を行うときにこんな資格を持っていると、プラスになります。
- 管理栄養士・栄養士
- 調理師
- 保育士
- チャイルドマインダー
- 整理収納アドバイザー
- 食品衛生責任者 など
料理は、食品を安全で衛生的に取り扱う必要があるので「食品衛生責任者」資格を取っておくのがおすすめです!
1日の講習と試験で取れるので、資格と食品衛生の基礎知識をすぐに身につけることができます。
資格はなくても、家事代行に挑戦してみたい方は研修制度が充実した会社に所属するのが安心です。
未経験から入る人も多いので、会社側もしっかり研修と実習を用意してくれます。
働き始めてからも、研修やミーティングで会社がフォローしてくれるところを選ぶのも大切なポイントです!
私の得意を仕事にする。家事代行時給1450円からCaSy(カジー)は、家事スキルの研修だけでなく、確認テストまでしてくれます。
テストに合格できるレベルまでスキルアップできると、お客様にも自信をもってサービスを提供できるようになります。
家事代行のお仕事のメリット・デメリット
家事代行の仕事を検討していると気になるのが、メリットとデメリットですよね。
実際に、働いているスタッフに聞いた意見をまとめてみました!
家事代行のお仕事のメリット
まずは、家事代行のお仕事のメリットはこんな点になります。
- 普段やっている家事がそのままお仕事スキルとして生かせる
- 子育てや介護の経験も役に立つ
- 料理のバリエーションが増える
- 掃除のスキルがあがる
- 自分の予定に合わせた働き方ができる
- 副業として働ける
- 人間関係の煩わしさが少ない
- お客様の喜ぶ姿に自分が役立てている実感がわく
実際の生活と仕事内容が重なるものが多いので、普段の家事と仕事がそれぞれにいい影響を与えるのが嬉しいポイントです。
さらに、スケジュールが自分で調整できるというのも
副業を考えている人や子育て中の方も働きやすい環境といえます。
家事代行のお仕事のデメリット
では次に、家事代行の仕事のデメリットではこんな意見があがりました。
- 収入が安定するとは限らない
- 貴重品の扱いに気を遣う
- 勤務時間外の準備も必要(献立作成・お客様との連絡 など)
家事代行の仕事が定期的に入っても、お客様の転居や生活の変化で利用終了になることがあります。
お客様の都合によって、収入に変動があります。
フリーランスで働く場合は、収入を保つために自分を知ってもらうための営業活動も同時に進める必要があります。
また、お客様の不在時や高価な食器などを使われている場合は、貴重品の取扱いにも気を使います。
フリーランスとして仕事を受ける場合は、万が一に備えて損害賠償保険に加入しておくのがおすすめです!
収入の安定や営業活動・万が一の補償に心配がある場合は、家事代行サービスの会社に所属すると負担感が大きく減ります。
私の得意を仕事にする。家事代行時給1450円からまとめ
- 家事代行の仕事は、普段の家事の内容を代わりにすること
- 家事代行に向いている人の特徴7つすべてに当てはまらなくても、経験や努力でカバーできる
- 家事代行の仕事に必要な資格はないが、持っておくと有利な資格はある
- 家事代行の仕事の大きなメリットは、スケジュールの調整のしやすさと普段の家事がスキルになること
- 家事代行の仕事のデメリットは、収入を安定させるのに工夫がいること
実際に働いてみたいだけど自分にできるかと心配・・・
という方は、イメージをつかむと不安が解消しやすくなります。
そんな時は、お試しでもいいので実際に家事代行サービスを受けてみると1番わかりやすいですよ。